フェルメール・ブルーを生んだ“ウルトラマリンブルー”

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フェルメールの技法の一つに、ウルトラマリンブルーの絵の具をふんだんに用いた技法があります。
当時はウルトラマリンブルーは高価であり貴重な絵の具でした。
それにも関わらずウルトラマリンブルーを惜しげもなく使ったため、異称“フェルメール・ブルー”と呼ばれるようになったのです。
では、フェルメールがこよなく愛したウルトラマリンブルーとは一体どんなものなのでしょうか?
ウルトラマリンブルーとはいわゆる群青色のことを言い、古くから西洋絵画などに使われていたようです。
ウルトラマリンブルーの原料となったのが、“ラピスラズリ”です。
フェルメールが使用していた当時は、かなりの高価で貴重品でした。
また、「天空の破片」とも呼ばれ、純金よりも価値があると言われていたほどです。
ラピスラズリは接触変成作用でできる岩石で、熱変成を受けた石灰岩の中から産出されます。
絵画の絵の具として使用するときにはラピスラズリを細かく砕き粉末にします。
その粉末を溶液に溶かし上澄みを捨て純化します。
その純化したものを植物油脂で解くことであの美しいウルトラマリンブルーが生成されます。
「ウルトラマリン」と言う名前は、「海を越えてきたもの」と言う意味があるそうです。

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