フェルメール作品:「牛乳を注ぐ女」
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フェルメール作品の中でも評価が高く人気のある「牛乳を注ぐ女」は、1658年から1660年頃に描かれた作品です。
多くの競売においても高値がつけられた「牛乳を注ぐ女」は、フェルメールの傑作とまで言われた作品です。
特に壁やパン、陶器、籐籠などの質感の描写は見事と絶賛され、またある人の見解では、
「壁に打ち込まれた釘が何ともさりげなく、しかし力強く描かれていて素晴らしい」とまで言わせるほどのフェルメール傑作作品です。
メイドらしき女性がテーブルの上のミルクポットへ牛乳を注ぎ入れると言う、フェルメール得意の日常描写の風俗画です。
この「牛乳を注ぐ女」にも左の窓から光が差し込み、メイドの女性をやさしく照らすと言う構成がなされています。
そして、フェルメール・ブルーと言われる貴重な色を、メイドの前掛けとテーブルクロスにふんだんに使用しています。
流れる牛乳が時を静かに刻むように、ゆっくりとろりと流れる描写は、
フェルメール特有の“静”が組み込まれているからこそ出来る描写ではないでしょうか?
傑作とまで言わせたこの作品は、現在アムステルダム国立美術館に所蔵展示されています。
