フェルメール作品:「恋文」

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フェルメールの「恋文」は、1669年から1670年頃に制作されました。
現在は、「小路」「牛乳を注ぐ女」「青衣の女」と共にアムステルダム国立美術館に大切に所蔵展示されています。
フェルメール「恋文」原画同寸大【名画ドットネット】
フェルメール作品で最も多く登場する“手紙”ですが、他の作品では「恋文」などと断言したタイトルはつけられていません。
ではなぜこの作品「恋文」だけ手紙の内容が“恋文”と断言されているのでしょうか?
それは、絵の中に登場するサンダルとシターンなどの小物すべてが“愛”を案じさせるモチーフだからです。
そして、背後に掛けられた海景の絵にも、揺れ動く女性の心を象徴しているそうです。
また、これらの“愛”を案じさせるモチーフが揃っているのは、フェルメール作品の中では「恋文」ただ一つだそうです。
フェルメールの「恋文」もまた一度盗難にあった作品です。
1971年の9月24日、ブリュッセルで行われた展覧会での出来事でした。
犯人は「恋文」をキャンバス(カンヴァス)からナイフで切り取り、そのまま丸めて持ち帰ったと言います。
約2週間後には保護されましたが、フェルメールの「恋文」は相当のダメージを受けていました。
絵の具は所々剥がれ落ち、修復には1年以上もの歳月を費やしたと言います。

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