フェルメール作品:「合唱」

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1665年から1666年頃に制作されたフェルメール作品「合唱」は、今現在の行方は不明です。
フェルメール作品「合唱」は、1990年に史上最大と言われる美術品の盗難事件に遭いました。
レンブラントやドガ、マネなど13点もの絵画が盗まれ、被害総額は当時の2億円とも3億円とも言われる多額の被害です。
フェルメールの作品が盗難に遭って、戻ってきていない作品は「合唱」ただ一つです。
しかも、フェルメールは画歴22年にして作品が36点と少なく、それゆえ1点1点が貴重な作品です。
フェルメールの「合唱」では、「音楽の稽古」と同様の部屋が舞台となってますが、人物が一人多く描かれ、
画中画も変更されています。
左側にいる女性が弾いている楽器は“チェンバロ”で、中央にいる背を向けた男性はリュートを弾いています。
そして、一番右にいる女性が歌っていると言う構成です。
壁に掛けられた画中画には、ディルク・ファン・バビューレン作『取り持ち女』が描かれています。
これにより、リュートを弾く男性が、音楽以外のことに興味を示していることが見て取れます。
フェルメールの生涯にわたって36点しかない作品。
「合唱」が一刻も早く無事保護されることを願っています。

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