フェルメール作品:「ワイングラスを持つ娘(二人の紳士と女)」

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1659年から1660年頃描かれたこのフェルメール作品「ワイングラスを持つ娘」は、
別名「二人の紳士と女」や「ワイングラスを持つ若い女性」とも呼ばれることがあります。
描かれている男性2人の関係は曖昧なものの、ある推測では、娘(若い女性)にワインを勧めている男性は、
もう一方の椅子に腰掛けている男性との仲を取り持っているのではと言われています。
そして、何か意味ありげな男性にワインを勧められて若い女性はこちらを見て微笑んでいます。
微笑んでいると言う表現よりは、まるで好奇心旺盛にまた、男性の言葉を楽しんでいるように感じられる描写です。
若い娘の袖口、ドレスの赤色、テーブルクロスと男性の衣装に使われたフェルメール・ブルー(ウルトラマリンブルー)は、
フェルメールそのものと言える表現です。
また、フェルメール定番の左からの光の描写は見事としか言いようがありません。
一見「紳士とワインを飲む女」に構成が似ていますが、男性が2人登場することと、
それに加え物語性が加わったことで、「紳士とワインを飲む女」とは全く違った作品に仕上がっています。
しかし、聞くところによると、後ろに座る男性は誰かが後で書き足したと言う噂も流れているようです。

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