フェルメールが生きた時代
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フェルメールが生きた時代は、17世紀のオランダです。
オランダは1568年に対スペイン独立戦争を起こし、1648年には、オランダ連邦共和国としての独立を果たし、17世紀は、オランダの黄金期ともいわれています。
また、「オランダ連合東インド会社」という組織が作られ、世界をまたにかけた貿易を行うなど、オランダが世界の中心にあるといっても過言ではないほどの好調期であったその時代に、フェルメールは生きていました。
そして、フェルメールと同時代には、高名な画家であるレンブラントも活躍し、
ふたりの画家は、オランダ絵画の黄金時代に作品を残しました。
この時代の絵画はバロック美術といわれ、それまで静的だった絵画の中に、
光や動きを取り入れ、対角線の構図を用いたり、曲線を使用するなど、
絵画表現の中に新しい様式が作り出された時代でした。
フェルメールの描いた静物画や風俗画の中にも、バロック美術としての光を取り入れた技法が見て取れます。
また、風俗画を得意としたフェルメールは、当時、労働者だった召使の女性の姿を描いています。
絵画の題材として、単独で召使いの女性を描いたのは、フェルメールが初めてだったとも言われています。
その絵は『牛乳を注ぐ女』です。
フェルメールの描いた絵を鑑賞することで、17世紀を生きていた庶民の息吹をありありと感じることができる気がしませんか?
